頭痛の症状と種類
緊張性頭痛
緊張性頭痛は、慢性的な頭痛の中でももっとも多く見られる頭痛です。
年齢や性別に関係なく発症し、後頭部を中心に頭全体がギューッと締めつけられるような鈍い痛みが起こります。
頭痛のほかにも、肩や首のこり、フワフワとしためまい、全身のだるさといった症状をともなうこともあります。
片頭痛
片頭痛は、こめかみから目、側頭部を中心にズキンズキンと脈打つような激しい痛みをともないます。
片側だけが痛い場合もあれば、両側から頭全体に至るまで、痛みを感じる場所にも個人差があります。
頭痛とともに吐き気が起こったり、光や音、におい、気温の変化に敏感になります。また、遺伝することが多く、女性によくみられます。
群発頭痛
群発頭痛は、目の奥や周りから側頭部まで広がり、突き刺すような激しい痛みが15分~3時間くらい続きます。
「目の奥がえぐられるような痛み」だと表現されることもあり、頭痛のなかでは、もっとも激しく痛みます。
まるで群発地震のようにある一定期間に集中して頭痛が起こり、その耐え難い痛みはまるで自殺をしたくなるほどつらいということから、別名「自殺頭痛」とも呼ばれています。
頭痛対策
緊張性頭痛
指圧、マッサージ、整体、整骨院のお店に頭痛がすると言ってくる方は、経験上99%が緊張性頭痛です。
この頭痛の場合、首、肩周りのストレッチや、ホットパック等で温めてあげることが有効です。
片頭痛
指圧、マッサージ、整体、整骨院のお店に片頭痛の方が来る割合は経験上300人に1人くらいです。
片頭痛が現在起きている場合、血管拡張性による頭痛ですので、頭部のアイシングが有効です。
頭痛がおさまっている時はお風呂に入浴し体をリラックスさせてあげることが有効です。
群発性頭痛
群発頭痛の治療法は、純度100%の酸素を吸入する純酸素吸入法と薬物療法です。
自分一人で出来ることはありませんので病院にいくことをおすすめします。
緊張性頭痛、片頭痛の方が頭痛対策をしても頭痛が出る場合
自力での症状の回復が出来ない状態になっています。
放置しているとドンドン疲労が蓄積し、頭痛が治りにくい体になってしまいますので、専門家の治療が必要な時期です。
一度当院にご来院頂ければと思います。